言語聴覚士

言語聴覚士

職場の雰囲気

PT・OT・ST3職種合同のスタッフルームなため、患者さんの相談もしやすい職場だと思います。病棟のカンファレンスもあり患者さんの情報共有も図りやすいです。

仕事にやりがい

言語聴覚士

入院当初は「食べたくても食べられない」という患者さんが「おいしい」とムセなく食べている姿をみるととてもやりがいを感じます。また、言語障害がありうまく他者とコミュニケーションをとることができなかった患者さんが円滑に話せるようになり、話しやすさを自身で実感していただく言葉を聞くと嬉しく感じます。

現在の仕事内容

言語機能の障害、話しことばの障害、高次脳機能障害、飲み込みの障害のある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるように支援しています。当院では、失語症や構音障害などのコミュニケーション障害、摂食嚥下障害、小児言語発達障害に対するリハビリを中心に行っています。

当院に就職したきっかけ

もともと地元での就職を考えており求人サイトで見つけたことがきっかけです。見学をさせていただき病院内やスタッフの方が明るい点や、総合病院のため自分自身の経験も積むことができると思ったからです。

就職希望者へのメッセージ

地域の病院であり、総合病院のため幅広い年代の方、疾患の方がいらっしゃいます。自分が思っていることを上手に相手に伝えることが出来ない、食べたいのに上手にご飯を食べることが出来ない・・・そのような悩みを支え、少しでも元の生活に戻れるように一緒に頑張りましょう。

1日の業務スケジュール

8時30分に朝礼が終わり、9時頃までST内でミーティングを行っています。その後入院患者さんや外来患者さんのリハビリを行い、11時半から入院患者さんの昼食場面に介入し飲み込みの訓練を行います。訓練が終了後休憩に入り、午後のリハビリテーションを行っています。その間、カンファレンスに参加しDrやNsなどの多職種と患者さんの情報共有も図っています。2ヶ月に1回程度、当番制で土曜日・日曜日の出勤もあります。

部署の特徴、取り組み

リハビリテーション室では、基本動作やADL(日常生活動作)の向上を目的とし、アットホームで賑やかな雰囲気で、時に厳しく、時に楽しく対応しています。リハビリ開始時から、患者さんご本人、ご家族、介護サービス、院内多職種と連携し、安心して地域に復帰していただけるよう努めています。スポーツリハビリ、小児リハビリ、訪問リハビリ、地域の予防リハビリなども対応しています。また、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が、知識の獲得と技術の向上に努め、より適切なリハビリテーションを提供できるよう取り組んでいます。

研修・教育体制

入職初期は、個別に教育担当者が中心になり共診を行います。評価・治療相談や他部門間のコミュニケーション、医療安全管理や感染予防等、スタッフ全員で教育をしています。新人研修会も定期的に実施しており、知識・技術の向上を図っています。
また、治療業務のみならず社会生活にも配慮できる、チーム藤田メンバーとしての成長を目指しています。

資格取得状況

  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 介護支援専門員
  • 学習療法士1級認定
  • LSVTLOUD
  • 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士
  • 認定言語聴覚士(摂食・嚥下障害領域)
  • 聴力測定技術
  • 赤十字救急法救急員
  • 日本体育協会公認スポーツリーダー
  • 福島県体育協会認定アスレチックトレーナー
  • 初級障害者スポーツ指導員
  • 日本体育協会公認アスレチックトレーナー
  • 骨粗鬆症マネージャー
  • 転倒予防指導士

Q&A

Q1.最初はどのような業務から従事しますか?

A1.

教育担当者を中心とした指導のもと、4月中はリハビリテーション室内の業務、各疾患別の基礎知識・技術を習得し、5月から担当を受け持つようになります。教育担当者と一緒に担当したり、PT・OT・STのチームで担当するなど、指導を受けながら受け持ちます。

Q2.教育担当者は配属されますか?配属される場合、どのくらいの経験年数のスタッフがつきますか?

A1.

教育担当者は5~10年前後のスタッフが担います。

Q3.日当直はありますか?ある場合はいつ頃から始まりますか?

A3.

当直はありません。土日は日直があり、大型連休は交替で勤務しています。新入職者は6~7月から教育指導者と共に日直業務を行っています。