近年、多くの病院で「医療の質向上」について取り組まれています。
当院においては、2010年4月に医療情報センターを設立し「医療の質」の評価を行ってきました。
2012年度からは、厚生労働省「平成22年度医療の質の評価・公表等推進事業」から引き継がれた「日本病院会QIプロジェクト」に参加し、 自院における医療の質の改善を図っております。
以下の指標は、日本病院会QIプロジェクトの指標定義に基づいて算出したデータです。
今後も、順次公表してまいります。
※QI:Quality Indicator
患者満足度
説明
総合的な評価で、満足、満足またはやや満足と回答のあった割合です。
数値の高い方が、良い評価を受けたことになります。
死亡退院患者率
説明
医療施設の特徴や入院患者の年齢・性別・疾患の種類と重症度などが大きく関与するため、数値での評価は難しい指標です。
入院患者の転倒・転落発生率/損傷発生率
説明
転倒転落予防の取り組みを効果的に行えているかどうかの指標です。
褥瘡発生率
説明
褥瘡予防対策の取り組みが効果的に行えているかどうかの指標です。
紹介率
説明
他院からの情報提供書を持って受診した患者さんの割合を表しています。
逆紹介率
説明
当院での急性期の治療後、経過観察を他施設に紹介した患者の割合を表しています。
尿道留置カテーテル使用率
説明
入院中に、治療上何らかの理由で尿道留置カテーテルを使用した患者の割合を表しています。
症候性尿路感染症発生率
説明
入院中に治療上何らかの理由で尿道留置カテーテルを使用した患者の内、感染症を発生した患者の割合を表しています。 感染症発生予防につながる指標です。
救急車・ホットラインの応需率
説明
救急隊からの要請受け入れ状況を数値に表した指標です。
特定術式における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
説明
術後感染を予防する対策の一つにあげられます。
特定術式における適切な予防的抗菌薬選択率
説明
術後感染を予防する対策の一つにあげられます。
※日本病院会QIプロジェクトの指標定義に基づいて算出した結果であり、
当院は感染症治療ガイドラインに則った薬剤を使用して治療を行っております。
(感染症治療ガイドライン薬剤使用率:100%)
糖尿病患者の血糖コントロール HbA1c(NGSP)<7.0%
説明
数値が高いと良好にコントロールされている患者が多いといえます。