Vol.2 1年次 野村 陽澄美

VOICE OF COLLEAGUE

Vol.2 1年次 野村 陽澄美

先輩の声(野村陽澄美)

Q&A

職場の雰囲気はどうですか?

とてもアットホームで、指導医の先生はもちろんのこと、配属した科の先生方だけではなく、他科の先生方や看護師の方々、他のコメディカルスタッフの方々も丁寧に指導してくださり、就職したてで通常業務さえまともにこなせない状況でも見捨てずに優しく接してくださいます。初めてやることに対しても、わからないことはわからないと言い出せる雰囲気で、御指導いただいてから業務を実践し、そのあとにもフィードバックがあり、着実に業務を身につけられる環境が整っていて、とても毎日が充実しています。

研修医話し合い

仕事のやりがい、喜びは何ですか?

まだ科に配属されて1ヶ月も経っていない状態で仕事に関しても右往左往している最中ではありますが、検査や治療後の患者さんが見せてくれる笑顔に嬉しさを感じます。患者さんは何か悪いところがあって入院しており、初めて顔を合わせた際は病気により穏やかでない表情をしていることがほとんどです。しかし、その表情が検査や治療によって回診時に笑顔に変わっていくところをこの数週間で見てきました。検査数値や患者さんの体調の変化でも検査や治療に効果があったことはわかるかもしれませんが、患者さん自身が自分の病気の変化に気づいて、安心して笑顔になってくれた瞬間が仕事にやりがいを見出せる瞬間だなと現在感じています。

 

現在の仕事について聞かせてください

4月から消化器科に配属されており、病棟では指導医の先生とともに入院患者さんの検査や治療法を検討しています。また外来業務では、内視鏡検査やエコー検査を行っています。まだ配属されたばかりでできることは少ないですが、エコー室では検査技師の方と一緒に健診で来院した患者さんのエコーを行ったり、最近では内視鏡も実際に触れて操作を行ったりしています。消化器科外の業務では、5月からは救急外来に来る患者さんのファーストタッチや当直業務、地域に学校への健診、院内で行われるCPR講習で指導なども行っています。

当院に就職したきっかけを教えてください

医学部3年生のときに参加した2泊3日の地域研修で、当院を訪れた際に「この病院の雰囲気、居心地が良いな」と思ったのが初めのきっかけでした。伊達郡という広い地域の医療を担う病院ではありますが、土地柄・病院柄として、他の病院に比べてゆったりとした時間が流れているというような印象を受けました。慣れない環境で目まぐるしく切磋琢磨するような状況や1度に多くの業務を処理することが苦手であり、ゆっくり落ち着いて1つ1つの業務をしっかりこなしていけるような環境で働きたいと少しながら考えていたため、居心地が良いと感じたのかもしれません。その後、病院見学を繰り返していくうちに、雰囲気の良さだけではなくシミュレーションや実際に経験できる手技や症例数の多さ、医局に仕切られた個人スペースを1人1人もらえることなどの環境面や給与などの研修医としての待遇を具体的に知って、第一印象だけではなく、総合的に判断しても当院を就職先として選ばせてもらうという結果に至りました。

就職希望者へのメッセージ

新しい環境に飛び込むことは楽しみに感じると同時に不安感を覚えることだと思います。実際に働き始めてみなければ見えてこないことも多々あります。私もそんな不安を抱えながら入職しましたが、今現在も笑顔を交えながら日々の業務に取り組めており、当院を就職先に選んで後悔はありませんでした。今このメッセージを読んでくれているみなさまと公立藤田総合病院で一緒に働ける日を楽しみにしております!

1日の業務スケジュール

先輩の声(消化器科)

8時頃から指導医の先生と入院患者さんのところへ行くため、その前に昨晩の患者さんの様子を予めカルテで確認してから回診をし、その後患者さんのカルテを記載します。午前中は基本的に内視鏡室とエコー室を往復して、そのほか初診患者さんがいればその問診、病棟で処置があればその処置、ファーストタッチの担当であれば救急外来での業務をしています。そして昼休憩後、午後は午前中と同様に救急外来や病棟処置などを挟みながら内視鏡検査と内視鏡による処置を見学しています。また曜日によっては自科や他科とのカンファレンスに参加します。